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【報告】FFPJ42回講座:地域循環を取り戻せ! 小さな生協の挑戦その後輸入飼料・原料からの脱却を目指す

FFPJ第42回オンライン講座「地域循環を取り戻せ! 小さな生協の挑戦その後―輸入飼料・原料からの脱却を目指す―」が2026年7月31日に開催されました。

下記は、同講座の講義部分の概要になります。

◆開会・自己紹介

皆さん初めまして。私は宮城県仙台市の生活協同組合あいコープみやぎの吉武と申します。今日は金曜日のこの時間にお集まりいただきましてありがとうございます。

ずですね、ちょっとその前にですけど、今回の私ども東日本大震災の被災地ということもまだありますので、この度の熊本九州の地震で被災された皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。私も実は福岡にルーツがあるものですから、今、親戚とかと連絡取りながらいろいろやってたところでした。それでは、早速資料を送りながらお話しさせていただきます。

今あいコープみやぎに入協してからちょうど22年目になっております。最初は配送業務とか組織拡大というような、営業みたいなものですけども、生協の組合さんの仲間を増やすような活動とかを行いまして、2011年から商品担当ということで、今、あいコープで進めているプライベートブランド商品の開発とか、いろいろと経験させていただきまして、水産と今日お肉の話するんですけども、お肉とお魚の担当以外は全部経験していると、お肉は経験したことがないというような形でした。で、2018年から商品部長、常務理事ということで、今年から専務理事ということでやらせていただいております。

◆あいコープみやぎの概要

今日は参加の中に、生協の組合員さんも何人かいらっしゃるようです。けれども私どももですね、無店舗宅配型の生協で、特に私どものあいコープは、事業連合とかそういったものには属していない、いわゆる地域生協といいますか、でございます。

設立はでね、当初は仙台共同購入会という名前で始まりまして、2004年から今のあいコープみやぎという名前になっております。パルシステム連合会のB会員というとで、事業連合には加盟、属していないんですけれども、商品の共有とかさまざまなところで、お世話になりながらやっているといったところです。

今日ご参加中に、あいち生協さんの組合員の理事さんがいらっしゃるようですけれども、愛チョイスさんとか、いろんなさまざまな事業のところでの連帯とか、そういった活動で一緒にやらせていただいております。

今日はあいコプの福祉の取り組みということで、お話させてもらうんですが、私は特に福祉の専門家というわけでは全くございませんで、あくまで生協の職員という立場ですので、あくまであいコープがこの間、取り組んできた、社会福祉法人との連帯のところを、ご報告という形でさせていただきたいと思います。

ちょっと最初の半の資料は4年前のお話とほとど同じなので、当時お聞きになった方は申し訳ありません。最後の方で直近の報告等をさせていただければなと思っております。

あいコープは宅配門で35億円ぐらいの事業規模ということで、非常に小さな規模でやっている生協です。組合員数が2万世帯ということで。職員は非常に今、若くて平均年齢が36歳ということで、すごい若い力でですね、第二世代というか、今また新たに頑張っているところです。基本理念等はこんな感じです。

石けん派の生協といことで、生活クラブさんとか一緒に、古くから石けん運動といったところ、全国の生協の皆さんとも連帯しながら取り組んでおります。基本的な商品のところでいくと、プライベートブランドと、あとは有機のあるいは無農薬のお野菜とか、あとは今日お話しさせてもらう食肉のところを、特に重点的に力を入れて取り組んでおります。

無店舗なので、商品カログという言い方は内部ではしないんですけど、『まんま通信』というですね、単なる商品カタログというよりか読み物というようなところをですね、大切にして毎週自前でですね、職員が内製で毎週毎週51週間ですね、年間51週間まんま通信を作成しているといった形です。

プライベートブランド「いシテル」という名前で展開してまして、基本的には国産原料を使って、添加物も最小限に抑えて、Non-GMOでという形、包材もできる限り環境に配慮したという形、結構ここは徹底した形になっております。

毎週扱っている商品の約15%がプライベートブランドになっていて、あいコープのような小さな規模で今、80種類ぐらいのプライベートブランド商品を作っているんですけども、かなりちょっと頑張っている方かなというふうには思っております。

また、農産のところも減農薬か無農薬無化学肥料といったところは、非常に頑張って生産者と一緒に学びながら、単なる有機の野菜を作れる人からかき集めてくるということじゃなくて、一緒に農法の研究とか技術共有とか、これも全国の先進の産地さんとか生協さん、様々な人たちと一緒に連携させてもらいながら、学びながら農薬を減らしていくといった形で、あるいは化学肥料に頼らない循環型の持続可能な農業という形で取り組んでおります。

今、見ていただいているのはオガニック専用ページということで、だいたい見開きで2ページ分ぐらいが完全に有機もしは有機水準の農産品という形になっております。農産のグレードはこんな形になってまして、今後も増やしていこうといった形になっております。オーガニックの割合ですね、これは。もう一つの柱ということで、今日お話しさせてもらう産直肉といったところ、これは農場のほうから加工のところまで自前といいますか、社会福祉法人と一緒に連携して、完全に一貫生産といった体制で、組合さんが食べるところまで自分たちの手でといったところをコンセプトで取り組んでいます。

◆社会福祉法人みんなの輪の成り立ち

以上があいコープのざっと紹介なんすが、ここから社会福祉法人みんなの輪の紹介になります。社会福祉法人みんなの輪は設立が2002年になります。今から24年前になりますけれども、現在は宮城県内に18事業所を抱えるぐらい、非常に大きな社会福祉法人に育っているんですけれども、年間、今だと850名ぐらいの利用者さんが、ここに関わっていただいているといったところです。

「わ・は・わ」と書いて、これをちょと看板に掲げていろいろですね、あいコープと一緒に取り組んでいるということです。そもそもこのみんなの輪なんですけども、私どものあいコープの前身の仙台共同購入会の、小規模作業所から誕生しました。当時は1997年になりますけれども、小規模作業所をですね、これはあいコープの運営として作ったと。当初ここは精神障害の方たちの受け皿がないといったところからですね、スタートしたんですけども、実際に精神障害の方、利用者さんに来ていただいて、取り組みとしてはですね、軽作業ですね、例えばジャムのラベルを貼るとか、牛乳の小分けをしてもらうとか、そういった形で軽作業していただいて、その工賃という形で、運営資金は助成金をもらってたんですけども、実際に蓋を開けてみたら、精神障害の方もたくさんいらっしゃったんですが、知的障害の子供を持った親御さんたちが、本当に文字通り押し寄せてくるような状態だったと聞いております。

当時、まだちょっと私はいなかったんでけれども、どういうことかというと、今のようなですね、民間も含めたサポートといったところが、当時は本当にやっぱり少なかったもんですから、養護学校に18歳まで通って卒業した後のですね、特に知的障害ある程度障害を持った方たちの行き場所がなくてですね、お母さんが毎日24時間ですね、高校卒業した子どもたちと、24時間ずっとですね、お母さんが付き添わなきゃいけないというようなところ、行き場所がなかったということです。

で、開設からですね本当に3年でもう3カバババッと仙台市内ですけれも、小規作業所を開設することになりました、当初から「わ・は・わ」という名前で始まりまして、その後「わ・は・わ宮城野」、これは仙台市宮城野区のところ、あとは「わ・は・わ沖野」、若林区に「わ・は・わ若林」という3つの施設が、本当にあっという間に広げざる得なかったということでした。この時に本当にびっくりしたと、創業者の先輩からは聞いていますけれども。

ただし、この事業は精神障害の方しか助成金もらえない事業だったので、知的障害の方たちが大半だったわけですね。実際やってみたら半分以上、知的障害の子どもを持った親御さんから相談を受けて。ただ私どもも生協の創業者も含めて組合員さんたちも、やはり目の前に困っているお母さんたち、親御さんたちを見たら、いやちょっとうちでは面倒見れません、というお断りがなかなかできない、どうにかしたいということで、もう本当に全て来るものを拒まずで受けていったと。そうするともう本当に6割ぐらいがですね、6割7割が知的障害の方たを抱えることになっこは助成金がもらえないものですから、生協の運営資金ということでやってたと。

あまりにもですね、たくさんの方たちがいらっゃったものだから、このままだと生協の経営が危ないぐらいやばいというような事態になってしまって。これが当時の軽作業の様子ですね、こんな形でやってました。あと農園とかも当時ですね、これ「おらほ農園」って書いてるんですけど、多分、仙台弁か宮城弁かよくわかりませんけど、おらほっていうのは自分たち、「おれっ」っていう感じなんですね。お母さんたちも、おらほって言ってるので、男女共有の言葉なのかちょっとすみません、よくわかりませんけど、おらほ農園っていう形で、自分たちの農園だよねっていう形で無農薬で野菜作って、それをバザーで販売したり、あとは組合の親子のですね、さつまいも掘りとかですね、そういったような体験とかも一緒にやってたということです。

生協祭りなんかも組合員さんがですね、一生懸命備して、わ・は・わのですね、利用者さんたちと一緒に組合員と交流しながらですね、様々なことをやっていくというようなこともやってたという形です。あとは、パンの製造なんかもこの時やってみて、当時はこれちょっと失敗してしまったんですけども、こういったこともやっていました。本当にその運営資金もですね、生協の方も非常に圧迫されるような状態だったものですから、この時に世の中でも社会福祉法人というのが非常にですね、生まれ始めてた時だったものですから、じゃあ社会福祉法人という形で生協本体からですね、ちょっと外に出そうといったのが2002年になります。

社会福祉法人を設立するのに1,000万円の出資が必要だったといったところで、当時の組合員あるいは産直の生産者さんからカンパを集めて、当時、組合員数も今よりも全然少なかったんですが800万円集まったと。生協本体から200万円を拠出して立ち上げたのが社会福祉法人みんなの輪ということでした。

当時これ、あいコープの理事長がみんなの理事長も兼するという形、そして世話人として産直の生産者の代表の方にもここに関わっていただくということで、組合員も生産者も地域に巻き込んだ形でこの社福を設立したというのが特徴的です。

農業生産者以外にも、色んな、それこそ加工のメーカーんとか、あるいは保険屋さんとか、あいコープに取り巻くいろんな人たち、仙台、宮城の地元の中小企業の人たちがここに関わってもらったというのが、現在の発展に大きく関わって、寄与しているのかなというふうに思っております。

利用者さんたちがこうやってお披露目パーティーをしたと当時の本部、みんなの輪の本部は、宮城県に中央からちょっと北寄りに大郷町といったところがあるんですけれども、そこにあいコープにとって非常に初期から関わっているお米・野菜の産地さんがあって、そういったところも含めて今後の事業展開も考えてここを選んだんですけれども、大郷町からも当時どんどん幼稚園とか小学校が廃校になっていたので、そういったところを借りて本部を設立したのが2002年でございます。

それから24年で今は本当に18事業所といったところになているといったところです。みんなの輪のサービスの種類は就労継続支援のB型事業が主にあいコープと一緒に設立してから今まで継続してるところです。比較的軽度って語弊がある書き方になっていますが、A型よりは非常に重いです。私どもはA型じゃなくてB型といっところがポリシーでありました。やぱりB型の方よりケアが少ないし、非常に難しい。本当に困ってい方たちといったところが、やっぱりなかなか社会的にも、手が行き届かないところといったところ。あいコープの小さな生協としては、自分たちの手の届く範囲で、ぜひ本当にできることをやっていきましょうといったところで、当初からB型といったところでやっております。その後、生活介護とか、と様々な事業サービスも行っているといったところで、グループホームなんかもかなり増えてきていると。

◆みんなの輪の事業と地域連携

生協と一緒にやっているのはB型の就労継続支援事業ということ、様々なことをやっておりまし、パン工房でパンを作ったりとか、あとは、イチゴを栽培したりとか、あるいはクッキーや焼き菓子を製造したりとか、あるいは生産圏じゃない仙台市内では、生協に関わるいろんな作業ですね、組合さんにお届けする通い箱だったりとか、保冷剤とかですね、そういったものの洗浄だったりとか、あとは、リユース瓶の整理だったりとかですね、あるいは今だと食肉工場、ミートセンターというのを5年前に作りまして、ここでお肉をスライスするお仕事、あるいは小けパックするお仕事とか、様々なお仕事があります。

野菜の小分けもそうですね。特徴的なのはやっぱりB型というと利者さんの障害の程度も非常に幅が広いんですね。かな相当重度な方もいらっしゃるし、ほぼA型でもいけるんじゃないかという方もいらっしゃいます。

ちなみに知的と精神の方たちが主なんですけれども、その中でなかかやはり民間の社会福祉法人だったりとか、授産品とかやはりお仕事を見つけてくるというのが非常に難しい。なかなかここまでのですね、バラエティ、要するにお仕事の内容の難しさ、レベルも様々な段階が準備されているというか、なかなかないので、そういう意味では、私どものこの内容というのが、利用者さんのそれぞれの障害のレベルに応じて、自分たちでやりたい作業、やれる作業を見つけやすいといったところが、本当に利点で、そういう意味で、みんなの輪が18事業所という形で、今、宮城県で広がってきたというのは、一つあるのかなというふうに考えています。

地図でいうとこんな感じで仙台市がありまして、主に宮城県北部がです、大郷町を中心としたエリアで展開しています。ちょっと拡大しますと大郷町はお米・野菜産地、ここのですね、お米を使った米粉パンだとか、あるいはそこで飼料米を使ったですね、豚の餌にするとか、あるいはプライベートブランドの醤油味噌屋さんもですね、近くにありますので、そこのですね、大豆絞りカスとかを豚の餌にしたりとか、あるいはイチゴ農家さんから一緒にですね、指導を受けてイチゴ栽培をしてるんですが、やっぱりイチゴ、特にですね、やっぱり完熟イチゴで、うちはやってるもんですから非常に歩留まりが悪い。で、やっぱりロスが出やすいんですね。それをですね、冷凍しておいてもらって、指導いただいているイチゴ農家さんのイチゴも、みんなの輪で作っているイチゴも合わせて、それを冷凍イチゴをイチゴジャムにすることで、それでイチゴ農家さんにもですね、還元するというような形、お互いに教えてもらって、余ったイチゴを引き取ってジャムにして販売したりということで、本当に双方向でですね、助け合うと。一方通行じゃないというのも我々のこの取り組みの、本当に一つテーマになってます。

様々に本当にいろいろやってて、そこには養鶏をやってるですね、卵を生してる生産者さんとか、あとは、これはあいコープでは販売はしてないんですが、市販の大手のパンメーカーさんからも、豚の餌としてですね、提供してもらったりとか、今の学校給食の廃棄するですね、残りとかというのもいただいてきて餌にするとか、いろんなところで地域のつながりを持ちながら、やってるといったところです。

ちょっと簡単にわ・は・わの事業所をいくつか紹介します。ここが町内にあ「わ・は・わ大郷」、味明と書いて「みあけ」というところなんですが、ここはですね、大郷町産の米を米粉に加工して、米粉そのものも組合に供給してますし、あるいはその米粉を使って隣にパン工房がありまして、米粉パンという形でパンにして、これも組合向けに供給したりとかしてます。あるいは同じ施設内にですね、本当にちっちゃなちっちゃな工房なんですが、石けん工房というのを、これは3年前にですね、組合さんたちのカンパ金でですね、作ったんですけども。ここはですね、宮城県だと石巻、今だと東松島市になるんですが、全国的にも有名な無添加のかまぼこ屋さんがあるんですけども、そこの使用済みの食用油、油ですね、これをいただいてきてそれを原料にして石けんを作るということもやってます。

この石けんは洗濯用でも台所用でも粉石鹸なんですけども、非常に使いやすいいうことでこれも皆さんたちに好評いただいているものです。あるいは職員の研修といったところでも、本部の職員ですね、採用したときは必ずですね、この大郷町のみんなの輪の連携のところに連れて行って、協同組合のこととか福祉のこととかいろんなことを感じてもらうというようなことをやってます。

これが石けん作りをしている様子ですね。手作りできる範囲なのでできているとうことですね。その隣のパン工房がこんな形で、国産の小麦あるいは地域の産直米、米粉を使って、基本的にはほぼ国産原料で手作りのパンを作っています。

工場の中はこんな感じです。ここも20、30人の利用者さんが毎日、それぞれ自ができる作業を毎日毎日、朝ですね、そのの体調とかいろいろとコンディションによっても、だいぶやっぱりばらつきがありますので、いろんな作業できる作業を自分で選んで、自分でやるという形でやっております。

基本的に丸型のパンが多いですね。やっぱり作業のしやすさ作業性から丸型があるんすが、最近だとかなりですね、技術も上がってきて、ちょっとこの編み込むとかいろんな形、あるいはちょっと最近だと、これ動画は先ほどちょっとチャットのところ、メッセージのところに上げさせてもらったので、よろしければお時間があるときに見ていただきたいんですが、このような形で、これは白パン、小麦系ですけども、今まではなかなかできなかったような菓子・惣菜パンというのも、今は技術が上がってきてできるようになってきたといったところです。

基本的にはプライベートブランドの食パンと、あと先ほどの丸型の米粉パン、あるいは子・惣菜パンを含めて、今、パン工房わ・は・わ自体で年間6,000万円程度の売上があります。これは社福のパン事業では非常に珍しいような安定的な経営、ただし、それはやっぱり生協の組合員と一緒にやる、そのうちの9割はですね、あいコープの組合員に向けの販売してますので、やっぱり生協と社福っていたところは非常にここは親和性が高いというか、組合員さんが非常にそこにですね参加していただけるといったところで、やれているところがあるという形です。

ここもですね、まんま通信の方でもこれは配送の職員ですね。が、本当に忙しい今、なかか現場の配送人員が非常に求人とかも厳しい、定着も厳しいんですけども、その中でもこういったパン工房とかに、月1回とか時間を取って行って、一緒に毎年1つか2つ新開発っていうのをやってます。商品開を一緒にやる。当然、商品開発なんかしことないような職員、あるいは福祉のことも、全く初めて触れるような職員も、利用者さんたちと一緒にこうやって開発作業をしながら、一緒に学びながら、愛着を持って自分たちが関わったといった商品を実際に配達しながら、組合員さんにですね。また嬉しいですよね、やっぱりこの新商品なんだけど自分が開発したんですよ、みたいな形で組合員さんと話して、それもそうなのじゃあ一度注文してみようかなみたいな形で、こういったような形で一緒にやってるということです。

工賃の話です。これはパン工房わ・は・わの工賃になりますけども、基本的にこの商品のでね、売上げっていうのは全てですね、経費を引いた分の残りは全て利用者さんに100%工賃という形で、お支払いすることになります。

社福の売上・利益というのは一切ゼロなんですけども、パン工房の2025年の実績だと3万8,536円というのが平均工賃になってます。今日本のですね、B型の平均工賃がこれ令和6の数値ですけども、2万4千円ぐらいということなので、非常に工としてもですね、利用者んの方に貢献できてい

だいたいこれ、宮城のわ・は・わのですね、利用者さんの情報ですけれども、グループホームに居されている方は、家賃が5万円、月ですね、食費等として1万5千円、6万5千円はもう出ていってしまうと。だから本当にの工賃が、本当に5千円でも1も増え毎月、自由に使えるお金ですよね、これが本当に変わってきますの、やっぱ週に1回ぐらいですね、例えばショッピングモールか何かに行って、自分が好きなものを買ってくるとかあるいは何か好きなことをするっていったところ、こういったところが本当に大きいので、やはり工賃をちょっとでもですね、増やしていくといったところ、こういったところが大事になっていくかと思っております。

また、ですね、こちらは「わ・は・わ美里」、「わ・は・わ南郷」といった場所があるんですけど、ここは野菜を生産したりとか、先ほどのイチゴをですね、生産したりとか、ちなみにここはグループホームも併設してまして、重度の身体障害とかですね、お持ちの方とか、そういったところも一緒に通える施設になってますけども、B型の方ではイチゴを栽培して、完熟のイチゴでもですね、登録してもらって、組合員さんに毎年お届してるんですが、規格外品だったりとか、余剰のイチゴを冷凍しておいて、イチゴジャムにすると、こういったところでも、利用者さんのお仕事として、関わっていただいてる状況です。

あとはですね、本部が先ほど大郷にですね、設立時は設けたんですが、2018年にですね、「わ・・わ大衡」っていうんですけども、という場所にですね、新たに本部を建てまして、現在はこちらが本部といったところです。

かなり非常に本当におしゃれなですね、施設、外観になってます。中もこのように天井が広くてですね明るくて非常に過ごしやすい形です。この、わ・は・わ大衡の施設の中に焼き菓子の工房というのも設けてまして、ドーナツとかクッキーとか、いろんなものをちょっとずつですが、8年経ちますけれども増やしてきて、今現在このような形で商品もいろいろと増えてきています。

いずれ組合員の皆さんに好評いただいているといった形です。仙台市内ですね、先ほどまでは生産圏のころの生産に関わるお仕事だったんですが、仙台市内は先ほどもお伝えしたように、あいコープの生協事業に関わる様々なお仕事、野菜の小分けですとか、今だとお料理キット、ミールキットの小分けとか、様々なこと、あるいは施設内の清掃とかですね、いろんなことをやっていただいております。これは野菜の小分けをしている様子になりますね。量を測って袋に詰めて、産地カードというお知らせを入れるとかいう形でやっております。

◆暮らしに溶け込む福祉とインクルージョン

ということで、もはやみんなの輪の利用者さんたちがいないと、あいコープの組合員の暮らしも困っちゃうぐい、みんなの輪というのはあいコープの組合員の暮らしに溶け込んでいるということです。

やはり福祉作業所で作っているからというような形で、ちょっと支援という意味になってしまうとなかなか継続がない場合がやっぱり多いと思うんですが、今、あいコープの場合は商品をいろいろですね、ご加入生協組合員としていただいて、いろんな商品を試していく中で気に入ってもらっておいしい、気に入ってもらって使ってるうちにある時に、これは福祉作業所で作ってたものだったのねみたいな、そういうような形が今、生まれてて、やっぱりこれっていうのは本当にずっと継続できるような形、それがやっぱり商品の品質もこの24年やってますから、最初はもう本当に形も悪かったりとか、味もバラバラだったりとか、でもわ・は・わだから応援しなきゃねっていう形で、組合員さんたちも続けてくれてたんですが、そのおかげで徐々に徐々に今、技術が上がって、今だと逆にですね、後から知って驚かれるような、そういうような形まで来たといったところです。

はい、改めてもう一度このような形でいろんな取り組みしてます。組合員の暮らしに欠かせないと。それで今の福の日本でもですね、やはり今までの日本の養護学級とかですね、特殊学級ですか、いわゆるインテグレーションということで、取り組んできたのが、これは2022年だと思いますが、国連からもですね、これからはインクルージョンだということ。これが日本が本当に遅れてるからインクルージョンに向けてやりなきゃいけないよみたいな、緊急声明みたいな結構強く言われて、今、日本も慌ててインクルージョンっていう、どういうことかというと、インテグレーションというのはいわゆる特殊学級のように障害のある子たちを集めて、これを囲って、それこそ丁寧な支援をしていく。これはこれでやっぱり良さもあったんですが、ただこれからはそうじゃなくて、もうそうやって一箇所に集めないで、もう世の中、社会、みんなの方に同じようにですね、溶け込んでいって、共生していくというかね、それがインクルージョンという、ちょっとごめんなさい、私の理解なので、専門的な先生から言うともうちょっと丁寧に言うかもしれないですけども、私の理解ではそういうことになるんですけども、そういうつまり共生のほうに行くということです。

やっぱりそういう意味だと私たち職員もあるいは組合員も、あいコープのセンターに来ると毎日、利用者さんたちがくさん作業されてるわけですね、あるいは日常的にわ・は・わが作った食べ物あるいはサービスを受けてると、つまり、組合の暮らしに溶け込んでるということ。やっぱり、なんで社会福祉法人にしたかっていったときも、先ほど言ったように18歳までは養護学校・支援学級で面倒見てもらえるけど、大人になってからが本当に行き場所がない大変、やっぱり大人になってからも行き場所を作って、それこそ社会に溶け込んで行かないとということで、当初からそういった形でやってきたのが、私たちとみんなの輪という形です。

みんなの輪の今、理事長がですね、4年前から仲野谷さんという方になっているんですが、仲野谷さんがよく言うのが障害を持つという言い方は、なんていかインテグレーションというかですね、その人、障害を持っている人の問題みたいに受け取られると。じゃなくて障害があるんだと。障害があるというのはどういうことかというと、本人の問題じゃなくて、本人は障害があるないなんて関係ない。ただ生きたい、暮らしたいんだけども、それを社会、世の中の方に障害があるんだっていうような、そういう考え方がやっぱりだよねみたいな、よく話をするんですけれども。

申し遅れました、私6月から社会福祉法人みんなの輪の理事にも就任させてもらったので、今、理事としてもちょっと話できてて、これまではう15年ぐらいになりますが、ずっとやっぱり私はみんなの輪が好きで、いろんなところであいコープの話をしてると、途中からずっとみんなの輪の話になってしまって、よくお前はあいコープの理事なのかみんなの輪の理事なのか、職員なのかどっちだったんだみたいなことをよく言われましたけども。ずっとちょっと本当に非公式な宣伝部長みたいな形でやってたんですが、今回正式に理事になったんですけども、それはどうでもいいいんですけども、仲野谷理事長とそういう話をよくするんですね。やっぱり世の中、社会の方に問題があるっていうふうに考えていく、それがやっぱり私たちあいコープとみんなの輪がずっと最初からですね、取り組んでたインクルージョンといったところを目指してきたといったところ、それが本当にあいコープの組合員あるいは職員の中で、まさにそれをやろうとしてるよねっていうのが、最近特にですね、私たちも感じられるような、実感できるようなふうになってきたなというふうに思っております。

◆あいコープとみんなの輪の取引・協同

あとは、ここは少しリアルな話になります。あいコープとみんなの取引の状況も金額でここだけ出してしまいますけれども、2025年の実績ですね。農場部門、この後お肉の話させてもらいますけれども、非常に大きいんですが、委託料も含めて約2億3、4千万ぐらいが取引高という形になっています。

これっていうのはあいコープの年間の商品の仕入れ高の約10%ってすね。つまり、あいコープにとっての最大の取相手にみんなの輪がなっていると。つまり、逆を言えば、だから経営が成り立っているんだということですね。

だから、やはりそれぐらいなかなかちょっと本腰を入れてやらないとできないけども、やればできるよということです。やはり生と福祉というのは当然ですね、賀川豊彦さんも福祉、生協が福祉をやるというか、福祉の中に生協があるわけだから、生協が福祉をやるんじゃなくて、そもそもが生協自体が福祉という中の枠に入っているんだから、ということを言っているぐらいですから、当然親和性もあるし、やらなきゃいけないことだし、やろうと思ったらいろんなことができる。あいコープのような小さな規模でもこれぐらいのみんな輪の展開ができているわけだから、もっと事業規模が大きければそれぐらいのもっともっと大きなですね、展開もできるんじゃないかなというふうに思っております。

大きければ大きいなりのいろんな難しさもあるんでしょうけども、小さければ小さくても良し悪しあります。どっちも良し悪しありすがそんな感じです。あいコープが目指すのは平和、福祉、人権とか脱原発とか、いろんなことありますが、福祉共生ということで、その上でいろんな商品の政策というのがないと、逆になってしまうとダメだよねっていうのは職員にもよくですね、できる限り伝える努力はしているところです。

ここで一旦ちょっと小休憩というんじゃないんですが、みんなの輪の利用者さんたちの様子ですね、こんな形で楽しくやってます。こでみんなの輪の理事長から、ぜひ入れてくれと言われたので、講演会がありますので、よろしかったら皆さんチェックしてみてください。それでみんなの輪の取り組みが、あいコープの生産者、メーカーの業者会があるんですね。共生会という名前なんですけども、ここにもすごい浸透しててですね、何か総会とかやるときには、みんなの輪の物販してよとか、その物販の売り上げをですね、ちょうどこれは能登地震が起きたときの、翌月だったもんですから、それを寄付しようよみたいな形で、これはもう業者会の方たち、これ今、写真写ってるのが、業者会の幹事さんたちなんですけども、幹事さんたちから自発的にみんなの輪を指名して、こういうふうに支えようとしてくれてるっていうのも、自然発生的にも生まれてくるっていうのも、この間の継続してきたこともやっぱり一つの形かなと思っています。

ここにいるメンバーの皆さんも何かしらみんなの輪に関わってるんですね、だからそれもお互いで支え合ってるというような形、位置づなので、何かあった時はみんなの輪を呼んでもらえるというような形です。

◆ミートセンターの設立と産直肉事業

最後ちょっと残りの時間で食肉のところを話したいと思います。5年前にあいコープで自前のミートセンター、食肉工場を建設しました。本にど素人がですね、ちょっとこれ作りたくて作ったわけじゃなくて作らざるを得なくなってしまって、必要に迫られて作ったんですけども、今現在ですね、毎日約30品目の生肉、これをですね、2300から2500パックぐらい成形スライスで小分けという形をやっています。

これも生協職員と、あとはみんなの輪の職員、あとは利用者さんと協力してやっているということです。本当にど素人で、お肉の豚の体の部位覚えることとか、あと工場の間取りとか設計とかも自分たちでやって、本当に手作り感あふれる工場なんですけれども。右上の写真はですね、あいコープの本部の小さな会議室をですね、ちょっとしばらく3ヶ月くらい借りて、地域の生肉店から塊肉を買ってきてですね、成形の練習をするとか、こんな形で本当にど素人ながら始めたお肉屋さんです。

特徴としてはこの後紹介する、あいあいファームとひなた農場で宮城県内にある養豚、そこから全量をですね、仕入れて、一次成形、と畜・解体一次成形っていうのは仙台の場合だと仙台食肉市場を必ず通さなきゃいけない。あるいは公社が県北の方にあるんですが、どちらか必ず通さなきゃいけないので、そこで一次成形までしてもらったものを塊肉、ブロック肉で入れてですね、二次成形から始めると。で、ちょっと大変なのが、発泡トレイっていうのがNGなんですね、あいコープの考え的に。なので、脱気包装ということで、これが結構ちょっと大変ではあるんですが、ここはこだわりを持ってやってるという形です。

館内はこんな感じです。スライサーもですね、当時は、5年前は利用者さんにスライスは、いつか3年後ぐらいにできればいいかねみたいな、ちょと少しね、先の話かなと思ってたんですが、安全性の高いのでちょっと高価だったんですが、お肉スライサーって、今でも毎年指を落としちゃったとかっていう、結構痛ましい事故が必ずやっぱり起きるんですね。そういったところが心配だったので、絶対に指が落とせないような、物理的に指が刃に届かないスライサーを探してきたところ、もう本当に稼働してから半年ぐらいからかな、もう利用者さんがスライスやりたいですっていう人が現れて、ちょっと半年ぐらい修行、練習したんですが、もう1年目ぐらいから利用者さんの中でスライスをできる人が生まれて、今は5名スライス担当してもらっている方たちがいるぐらい、利用者さんたちも一に私たち職員、生協職員と一緒に育ってるといった状況です。

また、ごと豚を一頭買い、全量買い取りますので、必ず部位のバランスが崩れてしまうんですね。組合員さんからの注文が来る部位っていうのは、いたいの細切れ肉とかひき肉にやっぱり偏るもんですから、そうするとですね、ちょっと上位部位、高級な部位は必ず余ってしまうというわけです。

その高級な部位が余って、そもそもうちはですね、冷凍じゃなくてチルドにこだわってるんですね、昔から。冷凍でいいやってしちゃえばもっと楽で、当に簡単だったんですけども、やっぱりチルドにこだわりたいというのが私もあったもんですから、そうすると、どうしてもですね、余剰のロスがものすごく出てしまって、経営圧迫してしまって、それで生肉加工を受けてくれる委託先がもうなくなっちゃったと。それで困ってこの食肉事業やめるか、あるいは自分たちで加工するか、もう二者択一だったので、何とか自分たちでやってみようということで、それで必要に迫られて工場を作ったということなんですけども。

なので、余ったお肉をですね、冷凍して味付け加工、これはあいコープのミートセンターは生肉専門なので、外部の冷凍食肉加工屋さんにお願いしてです、プライベートブランドの、今だとこの角煮とかと、右上の生ハンバーグっていうのがものすごくおいしくて、組合員さんからも評判いいんですけども、いろんなもの今、12アイテムぐらいですね、この5年で作りまして、余剰でロスになった分は、どんどんこの冷凍商品にして、これを組合員に利用してもらうということで、経営的にもですね、そこが上手くいくような形というのが何とか作れたと。

通信でもこの取り組みを年間2回ぐらいは必ずですね、組合さんたちに伝えているということです。今だとお料理キット、ミールキットもですね、自前でやてますから、産直のお野菜と一に合わせてですね、ミートセンターで加工したお肉を作ってということで展開してます。

ということで、これは写真に写ってるのは、うちの職員とあとはわ・は・わの職員さんと利用者さんもいろいろいるんですけども、頑張って一流の工場にだい迫っているかなという、1.5流ぐらいまでは来てるかなというふうに、私のところで今感じているところです。

以前、委託していた頃よりも、組合員の申し出・商品事故というのが75%減りました。要するに4分の1に減ったということなので、相当な衛生問題、衛生管とか品質管理のところは、できてきているというふうに思っております

経営も順調に行っているいっところです。去年、4周年ということで、肉まつりというイベントを、生産者と組合員と一緒にやりました。ここでギターを持っいるのが、今のみんなの輪の理事長の仲野谷さんですねアーティスト活動もしてる方なので、歌って踊っていただいて盛り上げていただいたりとか、みんなでバーベキューをしてお肉をいただくと、生産者と交流しながらこういった形もやってました。今年も予定しています。

◆あいあいファーム・ひなた農場と地域循環

改めて、あいあいファーム、ひなた農場のところですね、紹介します。ここはまず、あいあいファームと言いまして、宮城県大崎市田尻というところ、宮城県の北部にるんですけども、ここで育成専用の農場として、年間500頭出荷してます、あいあいファームですね。

もう一箇所、近くのここから20、30分離れたところに同じ田尻なんですがひなた農場、ここがですね、母豚の繁殖をしてまして、ここでは年間5,000頭を繁殖と育、こちらがメインの繁殖農場になますので、合わせて5500頭年間ですね、あいコープ向けに出荷していただいているという形です。

ここも当然、利用者さんたちが豚のお世話、一生懸命毎日やってくれてます。で、餌をですね、やっぱり非常に課題があったので、餌のところをですね、まず先にあいあいァームの方で実験的にですね、飼料米を導入してみたりとかっていうのも、相当初期から、もう十数年前からやってますけども、やったりとか。あとはバイオベッドをですね、これもしっかりと発酵させて、清潔にしてですね、入れ替えをするといったところ。こういったところもだいぶ手作業もあるんですが、ここはあえて手作業と言ったらいいのか、利用者さんたちが作業できるような形で一緒にやれるようなふうにしています。

ちょっとこれは、あいあいの小規模だからできてて、ひなたの方だとちょっと規模が大きすぎて、重機をやっぱり使わないと回らないもんですから、そうなってくるとちょっ利用者さんができる作業って減ってしまうんですが、ただそんな中でも今、利用者さんの中にも重機をですね、転がせるような人たちも何人か、2人かな聞いてますけども、いらっしゃるようになっていると、こんな感じでですね、やってるという形です。

で、豚の農場なんですが、実は今、牛もですね、牛はもう10年から実験的に、子牛をやってるんですけど、13頭まで母牛が増えて3年後から牛もですね、あいコープで出できるようにということに進めている形です。これは牛の様子ですね。

あいあいファームの感じ、こんな感じで、これはちょっとあいコプの動画で出したやつ切り抜いてるので、後でぜひ、あいコープ動画で検索して見てみてください。これは農場の大内さんですね、利用者さんたちと本当に毎日ですね、これはペットの羊ですね、こんな形で作業してると。これちょっと非常にかっこいい写真が撮れたんですけども、こんな形でやってます。

飼料米はですね、この大郷町、先ほど言ったような形で中心にやってますが、循環の様子がこんな形になってます。あいコープ組合員が産直の野菜・お米をですね、大郷町とか仙台内あるいは美里町、大崎市、様々な産直の農家さんたち作っていただいてますけども、そこで飼料米作って豚の餌にする、あるいはうるち米を加工用の米粉として販売したり、それをパン工房でパンにしたりとかこれを組合に供給すると。

パンの残りのカスを豚の餌に戻すとか、豚の堆肥を田畑に戻すとか、あるいは組合員さんが産地応援活動として援農活動に行く。あるいは利用者さんたちも産地の応援、ちょっと畑の付けとか、あるいは定植とか、あとはイチゴのランナーといって、非常にマンパワーがいるところですね、こういったところを人海戦術でやるようなことを、組合員とか利用者が一緒になって産地を応援すると。それによって産地からもそこから生産物を支援してもらうとか、お互いで本当にここは支援し合うという、助け合うというような形、こういった形が特徴になっています。

◆輸入飼料からの脱却と県内産飼料

一つ養豚のところで課題だったのが餌の問題です。古くから飼料米を導入して、輸入の餌の依存度を下げようという取り組みをしてたんですけども、どうしてもやっぱりトウモロコシの依というのは、避けられないところ。トウモロコシというのはほぼ100%ですね、輸入になりますから、そのうちのほとんどが遺伝子組み換えになりますから、非常に課題だったんですね。

そこを解消したということを言う前に、急にちょっとクイズということで、4、6、11。

これ勘のいい方、皆さん何か気づかれる方いらっしゃるでしょうか。ちょっとお顔が見えないのでみません。一人でこんな話をしていると難しいんですけども、時間もないのできた思います。

答えですね。家畜肉1キログラムを生産するために必要なトウモロコシ換算。穀物トウモロコシの量。これが鶏肉1キロがトウモロコシ4キロ使いますよと。豚1キロ6キロトウモロコシ、牛肉1キロに対しては11キのトウモロコシを必要としますよということですね。

何が言いたいかと言いますと、トウロコシのほぼ100%、厳密に言うと99.999%とかになると思うんです、統計上はもう100ですね、要するにトウモロコシの自給率は統計上はゼロいうことです。当然、国産トウモロコシは私たち今、食べてますから本当のゼロではないんですけども極めて少ないと。そのうちですね、国内消費が1,500万トンということですね1,500万トン。ちょっと想像つかないですね1,500万トンって言われてもね、お米が年間私たち日本人が780万トンいただいています。その倍ぐらいトウモロコシを食べてるってことですね。そのほぼ99.9%が輸入で、そのうちのほぼ8割以上が遺伝子組み換えでなってると。主に中国・アメリカがやっぱり筆頭になりますね。で、その1,500万トンのうち1,200万トンが飼料用トウモロコシですよっていうことですね、なん飼料用だから私たち関係ないかなって思われる方は、今日の参加者の方はいないと思いますけれども、先ほどのこれですね、つまり、私たちはお肉を通じて今の1,200万トンの輸入の飼料用トウモロコシを食べているということが言えるわけです。

特に1キロに対して4キロ、6キロ、11キロ。非常にですね、やっぱり穀物への依存、やっぱり効率が悪いお肉を食べるというのは、それぐらいですね、エネルギーを必要とするよということですそのほんどがトウモコシだねという形ですね、なので、トウモロコシといったところがずっとやっぱり私たちの課題だったと。

特にトウモロコシ、飼料用以外にもですね、加工用の添加物の関係。ブドウ糖とか水あめは添加物ではないですけれども、こういったものですね。ほとんどがトモロコシが原料になっているということので、トモロコシというのが何とか国産にできる、あるいはそもそもトモロコシに頼らないような形にしていきたいということで、これ2、3年ぐらいかけてですね、国産飼料プロジェクトということで、子実トウモロコシの国産化というのを何とか目指しまして、一瞬ですね、諦めかけた時もあったんですけど、これ無理だなとちょっとや絶対無理と思ったこともあったんですが、いろんな人たちとのご縁つながりの中で、何とかですね、たまたま運に恵まれたといいますか、去年の7月からですね、給餌始めたのが7月なので、豚肉の出荷ベースで言うと、10月からトウモロコシ100%国産というか県内産に変えることができたという形です。トウモロコシは宮城県産です。お米はもそも産直米を使ってましたの、宮城県産でしたので、穀物系の飼料は100%国産というか県内産という形にできました。

しかも今回、特徴なのが、全国に自給飼料で鶏とか豚を育てる農家さん、実はいろいろいますよね。皆さんもご存知の方たくさんいると思うんですが、そういう方たちは自家配合で自分で作って自分で使という形。やっぱりできる形というのは、なかなかできる人たちというのが限られてしまうし、できる人にしかできない。なかなかそこから広がっていくのが難しかったんですが、今回私たちのこの飼料の特徴は飼料メーカーで作れたというのが非常に大きなところです。

大手の飼料メーカーさん、商社さんにも協力いただきながらやってるんですが、みんなの「あいと心意気」という名前の餌、これを私どものあいあいファームひなた農場と、あとは、宮城県栗原市というの本当に岩手県境の北部にあるんですが、ここの農場さんで共用で使ってたんですが、ちょっと残念なことに志波姫スワインさんが春のですね、風がものすごい、暴風が吹いた時があって、ちょっとそこで事故があってしまってですね、今ちょっとストップしているといったところでございます。ただ何とかこの餌っていうのを、あいコープだけでは非常に小さな小さな量なんですけども、何とかこれを他にも広げていきたいなというふうに思っています。

◆学校給食への供給と今後の展望

そういったような様々な取り組み、あといろんなご縁もあって、10月から大郷町の学校給食にお肉の提供が始まりました、これは学校の保護者向けに学校さんが配布してくれたチラシですね。

学校給食に始る前に、大郷町の小中学校600名の非常に小さな町の自治体なので、600名の生徒さんと先生たち向けなんですけども。月10日から12日ぐらいですね、20日間の給食のうちの10日から12日なので、ほぼ2日に1回はみんなの輪とあいコープのミートセンターのお肉を子どもたちに食べてもらっているということです。

この時に導入する時に先生がですね、パワポ資料を作ってスライドを作ってくれて、みんなの輪っいうを、あるいはあいあいファームで、みんなのおじいちゃんおばあちゃんお父さんお母さんが育ったお米をね食べた豚さんのお肉だよみたいなね、あるいは福祉っていうので障害を持った方たちが一生懸命こうやってお世話してくれているんだよねとか。で、それをあいコープのミートセンターで豚の体をこういうふうに命をいただくんですよね、みたいなちょっとすごい、20分ぐらいですけれども、非常にいい資料を作ってくれて、それを子どもたち生徒さんたちにですね、お話ししてから、じゃあ皆さんみんなでいただきましょう、いただきますみたいな形で、去年の10月から始めていただいたと。私たちも学校給食に関わるっていうのは、生協の直接の事業ではなかなかちょっと難しいんですけれども、何とか携わりたいという気持ちがあったので、ちょっと一つね、まず小さなスタートですけども始められたという、本当に私も組合員の皆さんも今、喜んでくれていると。

これも物流の問題とか、学校給食は朝早いんですね、納品時間が7時半とかに持ってきてくださいとか。あるいはその日に仕入れたものはその日に使わなきゃいけないとか、結構いろいろ制約があったんですが、大郷の協力と、あとは物流問題はみんなの輪の、あいコープに納品した分の帰りに積んでもらって、一晩、パン工房わ・は・わの冷蔵庫で寝かせてもらって、それを翌日、大郷町の方に引き取ってもらうみたいな、3者で本当に協力してやるという形でできたという形です。

こんな感じでこの時はミートローフかなんかですかね、子供たちが食べてくれてる様子です。だいたい小間切れ肉とか豚肩肉、ひき肉、カレー用みたいな形で月供給してます。このようなですね生福連携の取り組みと産飼料、あるいは学校給食の取り組みが、農水のところ、ノウフク・アワードっていうのがあるんですが、ここの今のノウフク・アワードのフレッシュ賞という形で去年、表彰を受けたというのも、私たちの頑張りの一つの成果ということで、これは社福の皆さんが本当に喜んでくれてたので、それを見て私も嬉しかったという形です。

今年も何か賞を狙ってるということなので、何か取れたらいいなというふうには思っております。というような形で、生協の中に福祉があるんじゃなくて、福祉の中に生協があるんだよねという形で、引き続きですね、あコープとみんなの輪の生福連携、あるいは地域の人たち、あるいは資源も含めて循環型といったところ、こういった形で食料問題のところにも、切り込んでいくという形。経済としてもですね、いろいろとこの地域の中で、しっかり循環していこうといったところは、非常にあいコープにとっては、ちょっと大きすぎる目標ですけれども、そこに向けて一歩一歩ですね、自分たちの手の届く範囲から地道にやっていきたいというふうに思っております。

ということで、すみません時間ちょっと過ぎちゃいましたけれども、私からのお話は以上となります。ご清聴ありがとうございました。