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持続可能な未来へ【家族農林漁業マガジン第32号】(2026年5月13日発行)

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メルマガ 持続可能な未来へ【家族農林漁業マガジン第32号】を2026年5月13日に発行いたしました。

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)とは

国連の呼びかけに呼応して、2019年6月に設立した市民団体です。国連「家族農業の10年」の行動計画を普及・啓発するため、国内における家族農林漁業を中心とした食料・農業・農村関連政策を提言し、国際社会が目指す「持続可能な社会の実現」に寄与する活動を行なっています。(FFPJはFamily Farming Platform Japanの略です)

1. FFPJ第9回総会とシンポジウム「女性が参画する農業の実情と意味

−女性農業者国際年に寄せて」をテーマに討論

.1月16日の第41回講座「鶏と鳥インフルエンザを考える

  ー代替策としての平飼い養鶏ー」の記録を掲載

 つながりカフェテリア さまざまな団体の情報から

1)農業懇話会「地域の農地を守る新たな選択肢「地域まるっと中間管理方式」

)温暖化と水産業ワークショップ「水素燃料電池船、海藻養殖、洋上風力」

(3食の安全・監視市民委員会講演会「フードテックと食の安全の今」

(4)政ジャーナリストの会研究会「2025年センサスが語る日本農業の転機」

◎編集後記

1. FFPJ第9回総会とシンポジウム「女性が参画する農業の実情と意味−女性農業者国際年に寄せて」をテーマに討論

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)は5月31日(日)に、第9回総会とシンポジウム「女性が参画する農業の実情と意味ー女性農業者の国際年に寄せて」を開催します。

第1部はシンポジウムで、会員・オブザーバーのほか、一般の方も参加できます。第2部の総会は、会員・オブザーバーのみで行います。

2026年は国連が定めた「女性農業従事者の国際年」で、女性農業者の地位向上や支援政策の強化を目指しています。国際年をきっかけに、農業を営んでいる女性たちがどのような思いを持ち、どんな問題に直面しているのかを知り、変革に向けた動きに結びつけましょう。

シンポジウムでは、国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の日比絵里子所長に基調講演として「女性農業従事者の国際年」の背景や意義を述べていただいた後、3人の女性農業者からリアルな報告をしてもらいます。

日時:5月31(日)13:00ー15:00

開催方法:オンライン(Zoom)

基調講演:「女性農業者の国際年の意義と見通し」(仮)

     国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所 日比絵里子所長

女性農業者からの報告

 杵塚歩さん(静岡県・ちぃっとらっつ農舎、FFPJ常務理事)

 鴫谷玉実さん(新潟県・たましぎ農園の共同経営者)

 小葉松真里さん(フリーランス農家)

司会:関根佳恵さん(愛知学院大学教授、FFPJ常務理事)

参加費:無料

また、総会は来年度の活動や予算などを協議します。

◎詳細とお申しみ方法は以下のFFPJのウェブサイトをご覧ください。

第1部、第2部ともに、ウェブサイトから参加をお申し込みください。

2.1月16日の第41回講座「鶏と鳥インフルエンザを考えるー代替策としての平飼い養鶏ー」の記録を掲載

FFPJオンライン連続講座第41回「養鶏と鳥インフルエンザを考えるー代替策としての平飼い養鶏ー」が3月19日に開催されました。講座では、FFPJ常務理事の池上甲一さん(近畿大学名誉教授)が養鶏産業の状況について解説、静岡県で小規模平飼い養鶏を実践する鷲野浩之さんが、自身の取り組みについて紹介しました。

講座の録(文字と動画)は下記からご覧ください。

◆ つながりカフェテリア さまざまな団体の情報から

さまざまな団体の情報コーナーです。イベント予定などを掲載します。お問い合わせ等は各団体に直接お願いします。また、情報の提供も歓迎します。

(1)農業懇話会「地域の農地を守る新たな選択肢「地域まるっと中間管理方式」

主催 公益社団法人 大日本農会

日時 5月26日(火)14:00ー16:00

講師 可知祐一郎さん(魅力ある地域づくり研究所代表)

会場 TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム13B

   (東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 幸ビルディング13階)

   オンライン併用(500名)

参加費 無料

趣旨 農水省がまとめた地域計画の策定状況では、将来の受け手が位置づけられていない農地は約3割に及んでいます。そのなか、まだ耕作できる担い手・農家と特定農作業受委託契約を締結し、従来どおり耕作を続けてもらう「地域まるっと中間管理方式」が注目されています。同方式の提唱者の話を伺います。

(2)温暖化と水産業ワークショップ「水素燃料電池船、海藻養殖、洋上風力」

主催 海洋水産技術協議会

日時 5月28日(木)14:00ー16:30

内容 「漁船における水素活用の取組ー水素燃料電池漁船開発事業の概要」

   「海藻養殖産業をまもり育てるー育種、種苗生産、大規模養殖」

   「海洋開発の沖合展開と漁業ー風力発電とCCS」

会場 豊海センタービル2階会議室 (東京都中央区豊海町5-1)

   オンライン併用

参加費 無料

趣旨 気候変動にともなう変化への対応が、水産・海洋分野を含む各方面の共通課題です。水素燃料電池漁船の開発経過、昆布など大型海藻養殖、洋上風力発電について、取り組みの方向や課題について、意見交換をします。

(3)食の安全・監視市民委員会講演会「フードテックと食の安全の今」

主催 食の安全・監視市民委員会

日時 5月30日(土) 13:30ー15:30

講師 印鑰智哉さん(OKシードプロジェクト事務局長)

会場 連合会館 402会議室

   (東京都千代田区神田駿河台3-2-11 地下鉄新御茶ノ水駅B3出口すぐ)

   オンライン併用(100名)

参加費 500円(会員無料)

趣旨 高市政権が作る経済成長戦略の中でフードテックが重点課題の1つとして挙げられています。昆虫食、細胞培養食品、遺伝子操作食品、放射線照射育種など、安全性に疑問のある多くの技術を含んでいます。海外の食の安全事情にも詳しい印鑰智哉さんに食の安全が置かれている状況を聞きます。

*申込みはこちら⇒ https://forms.gle/fNjUXd1RL7wBjdC79

(4)農政ジャーナリストの会研究会「2025年センサスが語る日本農業の転機」

主催 農政ジャーナリストの会

日時 6月2日(火)18:00ー19:30

講師 安藤光義さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

方法 オンライン(zoom)

参加費 1,000円

趣旨 農水省の2025年農林業センサスでは農業経営体数が100万を割り込み、経営面積20�f以上の経営体が5割を超えました。「日本農業は本格的な縮小再編の過程に入った」と指摘する安藤教授にお話を伺います。

◎編集後記
5月上旬から各地で30度近くの気温になり、今年も暑い夏が予想されています。田植えも真っ盛りですが、昨年までの米不足・価格高騰から一変し、下落が懸念されています。

こうした折、4月から「食料システム法」が施行され、米などの取引の際にコストの指標を出して、それを参考にすることになりました。米価の指標に対し、「生産費用を過大に見積もっている」との批判があります。1から3ヘクタールの小規模農家の生産費をもとにしているからというものです。

しかし、一般商品と違って、生活に欠かせない食べ物は必要な量の分だけは生産費を補償しなければならないのではないでしょうか。中山間地域のような規模拡大ができず、コストがかかる所を切り捨てるような議論はおかしいです。

「あと5年したら農村から羊羹を切るように人がいなくなる。そうなってからでは遅い」。3月29日に東京・青山公園で開かれた「令和の百姓一揆」で、山形の農民である菅野芳秀実行委員長はそう訴えました。 (市)

[発行]家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン 事務局

    〒173-0025 東京都板橋区熊野町47-11 2F

      農民運動全国連合会気付

      電話 03-5966-2224

      メール info@ffpj.org

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