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【案内】FFPJ11.14シンポジウム「令和の米騒動」を問う―日本のコメを次世代につなぐ-

· イベント

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)は11月14日(金)14:00〜16:30参議院議員会館B107会議室とオンライン併用で、シンポジウム「令和の米騒動」を問う——日本のコメを次世代につなぐ——、を開催します。米不足・価格高騰による空前のパニックをもたらした「令和の米騒動」からの教訓をどう引き出し、日本の農の未来をどう作り直すのかを多様な視点から論じ、次の行動へと繋ぐ指針を導き出すことを目指します。討論するのは、新潟県上越市の小規模農家の天明伸浩さん、主婦連合会の山根香織さん、全国のお米屋さんの団体である日本米穀商連合会の相川英一さん。FFPJ常務理事の池上甲一さん(近畿大学名誉教授)が基調報告を行います。下方にある「参加申し込み」ボタンをクリックして申し込みください。たくさんのご参加をお待ちしています。

概要

「令和の米騒動」は3つの結末を迎えようとしています。1つはこれまでも繰り返し見られた「のど元過ぎて暑さを忘れる」方向。2つは「大山鳴動して鼠一匹」(例えばアメリカ産米の輸入75%増)、3つは食、ことに米への社会的関心の高まりを永続可能な日本の農の未来に結びつける方向。シンポジウムでは「令和の米騒動」の背景をおさえた後、そこからの教訓をどう引き出し、日本の農の未来をどう作り直すのかを多様な視点から論じ、次の行動へと繋ぐ指針を導き出したいと考えていいます。それは、大規模化・スマート農業・輸出重視の方向ではなく、農村地域に根差す循環型の農に携わる中小家族農業によって、食も環境も景観も維持向上され、食べ手もそのことに貢献できる農の具体像を描くことです。

タイトル:「令和の米騒動」を問う―日本のコメを次世代につなぐ-

日時:2025年11月14日(金)14:00〜16:30

申込締切:11月12日(水)

場所:参議院議員会館B107会議室とオンラインの併用

※会場参加者の方へ

参議院議員会館の最寄駅は永田町(有楽町線・半蔵門線南北線)または国会議事堂前(丸の内線、千代田線)です。地図

13:30〜参議院議員会館エントランスで入館証を配布します。議員会館内に入り荷物チェックを受けてから、左手にお進みください。

※オンライン参加の方へ

前日までに参加用Zoom URLを送付します。

参加費:無料

定員:会議室は78人。オンラインは100人

【パネリスト】

▼天明伸浩さん 星の谷ファーム代表、令和の百姓一揆in新潟共同代表、新潟オーガニック連絡協議会副代表

1995年に新潟県上越市吉川区に移住。山間地の棚田で水稲を栽培。2000年より合鴨農法をスタート。2015年より約80羽の平飼い養鶏。妻、娘3人の家族経営。遺伝子組み換え稲の圃場実験の反対運動、TPP反対運動、山間地に移住者を増やす活動にも取り組む。

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▼山根香織さん 主婦連合会 常任幹事/食料部長

東京都出身。大学卒業後、総合商社勤務等を経て専業主婦。1997年主婦連合会入会、2008年~2016年同会会長、2019年から現職。農水省日本農林規格調査会(JAS調査会)委員、経産省日本産業標準調査会部会委員、公正な税制を求める市民連絡会共同代表などを務める。

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▼相川英一さん 日本米穀商連合会 専務理事

千葉県八千代市出身。1897年立正大学経営学部卒業後伊藤ハム(株)に入社。1990年日本米穀小売商業組合連合会に編集記者として入会。2007年に事務職長に就任、2019年一般財団法人日本米穀商連合会への組織変更と同時に専務理事に就任し、現在に至る。

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お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。

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講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。