サイトへ戻る

持続可能な未来へ【家族農林漁業マガジン第18号】

· メルマガ

FFPJメルマガ=持続可能な未来へ【家族農林漁業マガジン第18号】を2023年10月24日に発行しました。

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)とは

国連の呼びかけに呼応して、2019年6月に設立した市民団体です。国連「家族農業の10年」の行動計画を普及・啓発するため、国内における家族農林漁業を中心とした食料・農業・農村関連政策を提言し、国際社会が目指す「持続可能な社会の実現」に寄与する活動を行なっています。(FFPJはFamily Farming Platform Japanの略です)

メニューはこちらです。

1.11月17日にオンライン講座「国連気候変動枠組条約第27回締約国会議報告」

2.9月のオンライン講座「深刻化する災害と復興の問題」の記録を掲載

3.『農業法研究 58号—持続可能な食と農のシステムを問う—』

 (農文協、2023年)が出版されました

4.NHK「クローズアップ現代」が農業危機と有機農業の可能性について放送

◆ つながりカフェテリア さまざまな団体の情報から

(1)講演会「なぜ日本だけ農薬が増えていく?

    —ネオニコチノイドとグリホサートの最新情報」

(2)農研機構 西日本農業研究センター 市民公開シンポジウム

   有機農業でつながる 環境・地域・未来

(3)第3回学校給食セミナー×交流会

   「はじめよう! サステナブルな食を学校給食から!〜先進事例に学ぶ〜」

(4)秋期中央農事講演会

  「近未来の農業・農村を考える:現場の挑戦に学びながら」

◎編集後記

1.11月17日にオンライン講座「国連気候変動枠組条約第27回締約国会議報告」

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)が続けているオンライン連続講座。11月17日(金)は、深刻化する気候変動問題について取り上げます。

学生の立場で運動を続けている、東京農工大学農学部在籍のチー新一さんから昨年、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催された国連気候変動枠組条約第27回締約国会議の成果と、気候変動問題に取り組む学生グループのClimate Youth Japanのメンバーが現地に派遣されて得られた経験と知見を報告します。

また、これらを踏まえ、次期の締約国会議(COP28)で期待される議論と今後の気候変動へのアプローチについて考えます。

参加ご希望の方は、下記の「講座参加申込」のフォームからお申し込みください。定員100人、参加費は無料。申し込み締切は11月13日(月)まで。申し込み者には講座の前日までにオンライン参加の案内をお送りいたします。多数のご参加をお待ちしています。

タイトル:国連気候変動枠組条約第27回締約国会議報告:COP28を見据えて

日時:11月17日(金)19:30ー21:00

講師:チー新一さん(Climate Youth Japan代表、東京農工大農学部在籍)

開催方法:オンライン

定員:100人

参加費:無料

申し込み締め切り:11月13日(月)

◎講師の詳しいプロフィールやお申し込み方法は以下のFFPJのウェブサイトをご覧ください。

 

ウェブサイトの下方に「参加お申し込み」(緑地に白抜き文字)とありますので、クリックしてお申し込みください。

2.9月のオンライン講座「深刻化する災害と復興の問題」の記録を掲載

FFPJ連続講座第24回は「平成30年7月豪雨災害の被害と復興」と題して、9月12日(火)に行われました。地域防災の専門家で香川大学准教授の磯打千雅子さんを講師に、気候危機のもと年々深刻化する災害と復興の問題を取り上げました。

平成30年(2018年)7月の豪雨で被災した、愛媛県松山市高浜地区と岡山県倉敷市真備町の2つの地域を取り上げ、被災地域における被害と地域防災活動・復興プロセスなどが話されました。

講座の記録と資料は下記からご覧いただけます。

3.『農業法研究 58号—持続可能な食と農のシステムを問う—』(農文協、2023年)が出版されました

2023年6月に『農業法研究 58号—持続可能な食と農のシステムを問う—』(農文協、2023年)が出版されました。本書は、2022年11月に松山大学で開催された日本農業法学会の大会シンポジウムの内容を収録したものです。

そもそも食料システムとは何か、近年拡大する農産物の電子商取引の状況と課題、食と農のグローバル・金融化の問題、アグロエコロジー、小規模・家族農業から持続可能で公正な農と食のシステムへの転換の可能性などを取り上げています。FFPJの関根佳恵常務理事は同シンポジウムに登壇し、本書の第4章「持続可能な農と食への展望——アグロエコロジーと小規模・家族農業に注目して」の執筆を担当しています。

*詳しくはこちら

4.NHK「クローズアップ現代」が農業危機と有機農業の可能性について放送

8月29日にNHK総合の番組「クローズアップ現代」で、肥料の高騰による農業危機と有機農業に取り組む産地が紹介されました。そのなかで、FFPJ常務理事の吉野隆子さん(オーガニックファーマーズ名古屋代表)が、オーガニックファーマーズ朝市村の様子や岐阜県白川町で新規就農した若い有機農家の方たちを紹介しました。また、FFPJ常務理事の関根佳恵さん(愛知学院大学経済学部教授)は、フランスの有機公共調達(学校給食等に有機食材を導入する取り組み)の可能性等について解説しました。

*放送内容はこちらから見ることができます。

◆ つながりカフェテリア さまざまな団体の情報から

さまざまな団体の情報コーナーです。イベント予定などを掲載します。お問い合わせ等は各団体に直接お願いします。また、情報の提供も歓迎します。

(1)講演会「なぜ日本だけ農薬が増えていく?—ネオニコチノイドとグリホサートの最新情報」

【主催】デトックス・プロジェクト・ジャパン

【日時】10月31日(火)14:30ー17:30

【会場】衆議院第1議員会館 大会議室およびオンライン

   (最寄駅:地下鉄「国会議事堂前駅」すぐ)

   会場100人、オンライン100人(申込みフォームから要予約)

  ★参加申込みフォーム→https://forms.gle/srAVSPYufVmShqwj9

  ◎申込み締切り:会場10月27日(金)オンライン10月30日(月)正午まで

【内容】

 講演「ネオニコチノイド系農薬の影響に関する最新研究について」

       星信彦さん(神戸大学大学院教授)

   「ネオニコとグリホサートの尿検査結果から見えてきたこと」

       八田純人さん(農民連食品分析センター所長)

   「ネオニコ使用の言い訳、米の着色粒(斑点米)の見直しが必須」

       安田節子さん(食政策センター・ビジョン21代表)

   「農薬再評価に問題あり!ネオニコやグリホサートは規制されるのか」

       木村−黒田純子さん(環境脳神経科学情報センター副代表)

【資料代】500円

 ゆうちょ銀行 記号:10950/番号:31046321

 /口座名:デトックスプロジェクトジャパン

日本は世界有数の農薬大国と言われています。中でも、ネオニコチノイド系農薬

(ネオニコ)の人の健康や生態系への悪影響が指摘され、世界各国で禁止や規制

の動きが広がっています。一方、日本ではネオニコや除草剤グリホサートの大量

使用が継続しています。私たちの健康や未来の子どもたちの健康が脅かされてい

るとしたらどうでしょうか。

最新の研究から明らかになった問題点や、デトックス・プロジェクト・ジャパン

によるネオニコとグリホサートの人体検査のデータ、米の着色粒(斑点米)規定

によるネオニコの不必要な使用問題や問題のある農薬再評価の状況も報告します。

*詳細はこちら⇒ https://detoxprojectjapan.jimdofree.com/

(2)農研機構 西日本農業研究センター 市民公開シンポジウム 有機農業でつながる 環境・地域・未来

【主催】農研機構 西日本農業研究センター

【日時】11月16 日(木)13:00ー15:30

【会場】東広島芸術文化ホールくらら 小ホールおよびオンライン

   (広島県東広島市西条栄町7番19号)

【参加費】無料

【内容】

 第1部:基調講演「持続可能なフードシステムって何?」

      澤登早苗さん(恵泉女学園大学)

    「オーガニックビレッジとしての取組」

      山村博樹さん(神石高原町産業課)

    「農業が育む生きものたち」

      小林慶子さん(農研機構 西日本農業研究センター)

 第2部:パネルディスカッション

  モデレーター 小谷あゆみさん(農ジャーナリスト、アナウンサー)

第1部では、有機農業と環境、地域、社会のつながりをテーマとする3つの講演。

持続可能な社会をつくる鍵になると考えられる「アグロエコロジー」や「生物多様

性」の考え方を紹介するとともに、「地域の取組」なども交えながら、「有機農業」

が持つ可能性について考えます。第2部では、講演を受けて、消費者、農業者、研

究者の6名によるパネルディスカッション。有機農業への理解を深め、持続可能な

地域社会を次の世代につなぐためにできることを考えます。

*詳細はこちら⇒ 

(3)第3回学校給食セミナー×交流会「はじめよう! サステナブルな食を学校給食から!〜先進事例に学ぶ〜」

【主催】東海農政局

【日時】11月17日(金)13:30ー16:00

【会場】AP名古屋6階 P+Qルームおよびオンライン

    (名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル)

     会場40名、オンライン参加100名

【参加費】無料

【内容】

 第1部:なぜ学校給食に地場農産物・有機農産物を導入したの?

  〜東海地域での取り組み〜

  講師 長谷川泰幸さん(千空農園)

     西野仙幸さん(岐阜県加茂郡白川町 農林課農務係)

 第2部:講師やアドバイザーとの個別相談

  アドバイザー 金田雅代さん(女子栄養大学名誉教授)

         吉野隆子さん(オーガニックファーマーズ名古屋代表)

東海地域の学校給食での地場農産物や有機農産物等の活用先進事例を紹介するセミナーと交流会。生産者、消費者、行政等の関係者が成功例や苦労している現状、課題を共有し、関係者間で理解を深めながら、関係者のネットワークが拡大するよう、継続的に開催しています。今回は、有機農業を推進する町としてオーガニックビレッジ宣言を行い、有機農産物等を学校給食へ導入している岐阜県白川町の先進的な取り組みを紹介します。

*詳細はこちら

(4)秋期中央農事講演会「近未来の農業・農村を考える:現場の挑戦に学びながら」

【主催】公益社団法人 大日本農会、一般財団法人 農林水産奨励会

【日時】11月22日(水)14:00ー16:00

【会場】TKP新橋カンファレンスセンター ホール14Gおよびオンライン

   (千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング14階)

    会場90名、オンライン参加500名

【講師】生源寺 眞一さん(公益財団法人 日本農業研究所研究員)

【参加費】無料

【開催趣旨】

 農業・農村をめぐっては、農業集積の加速化や域外からの農業人材の増加があり、他方で農村の共同行動のあり方にも変化が求められています。さらに雇用力が地方の経済を支えるとともに、中山間地域が都会の人々を引きつけるなど、農業・農村の存在感が高まりつつあります。講演会では、農業・農村から近未来の日本の社会ビジョンの構想についてお話しいただきます。

*詳細はこちら

◎編集後記

猛暑もようやく収まり、すごしやすい季節になりました。それにしても今年の異常な高温は農作物に甚大な被害をもたらしました。特に稲作は、収量や品質への影響が大きく、新潟県では平年では1等米は80%くらいになるものが、今年は3%と極端に低下しました。農家収入は大幅に低下しています。「これは台風や洪水と同じく天災だ。政府は特別支援を行うべき」との声が上がっています。FFPJの11月17日のオンライン講座では、こうした気候変動問題を取り上げます。人類共通の課題となっている問題と家族農林漁業との関連も考えていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。そうした中、気候変動に強く、栄養豊富で、肥料も少なくて済む雑穀への関心も高まっています。今年は国連が定めた「国際雑穀年」でした。FFPJも1月の講座で雑穀のことも取り上げました。(講座の記録は https://www.ffpj.org/blog/20230131-2

 私は友人たちと秩父で雑穀作りもしています。先日はたっぷり穂をつけたアワを収穫しました。これからの時代に、もっと見直すべきと思います。(市)

[発行]家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン 事務局

    〒〒173-0025 東京都板橋区熊野町47-11 2F

      農民運動全国連合会気付

      電話 03-5966-2224

      メール info@ffpj.org

▼ このメルマガに関するご意見・ご要望、または、転載を希望する場合は、上記の電話またはホームページのお問い合わせからお願いします。