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2025年6月に関根佳恵『どう進める?オーガニック給食―世界の動向と日本のこれから―』(農文協、2025年)が出版されました。
「昨今、オーガニック給食(有機給食)の取り組みは盛り上がりをみせているように思える。オーガニック給食と無償化を結び付けようとする動きも生まれている。
しかし、実際に導入しようとすると、なかなか地域住民から同意を得るのは難しいのが現状だ。「慣行食品のままではダメなのか?」「有機食材は高価だから給食費が高くなる…」「安定的な調達ができない」「有機農業に取り組みたいけど、どうすればいいかわからない」「政府が公共調達に介入するのはルール違反では?」といった声があがる。
本書は、オーガニック給食を進める基盤となる考えを、社会モデルを用いて、わかりやすく解説。さらに、ブラジル・アメリカ・韓国・フランスの実践事例から、オーガニック給食を導入するうえでの課題解決の糸口を見つけていく。
これから取り組みたい人、気になっている人にむけたオーガニック給食の教科書!」
(出版社ウェブサイトより:https://toretate.nbkbooks.com/9784540251115/)
家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)の関根常務理事(愛知学院大学・教授)の最新刊です。ぜひご購読ください。