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【ご案内】FFPJオンライン連続講座第9回 原発処理汚染水を海洋に放出するな!--代替案「大深度地中貯留」の紹介--

· イベント

政府は今年4月、福島第1原発から出る処理汚染水の海洋放出を決定し、海岸から1キロ先まで海底水路を作り、2023年春には放出しようと準備を進めています。放出されれば、持続的な未来を目指す世界の潮流に反するだけでなく、震災から立ち直ろうと必死で努力している地域の人たちにさらなる苦難を強いることは必至です。

そこで本講座では、海洋へ放出しない方法「大深度地中貯留」をご紹介することに致しました。提案する代替案は1000m以上深い地下にある貯留層へ薄めた処理水を圧入するという、石油掘削技術を応用した方法で、海洋放出に比べてはるかに安全な汚染水処理方法です。

もちろん、既に幾つかの代替案が検討されていて、この方法だけに固執するわけではありませんが、とにもかくにも「絶対に海に流してはいけない」「海に流す以外の方法はある」ことを強く訴え、海洋放出ありきで邁進する政府と東電の計画にストップを掛けたいと考えております。ご視聴される方々には「本当に海洋放出がベストな選択なのか」、立ち止まって考えていただく機会となれば幸いです。

資料

当日の資料をこちらからダウンロードしてください。

講師

中山 一夫 (ジオリサーチ・ナカヤマ代表)

1973年3月:東北大学理学部地学第一学科卒業、1980年5月:米国テキサス州立 Houston 大学修士課程修了(MS in Geology)、1987年5月:米国南カロライナ州立 South Carolina 大学博士課程修了(Ph.D in Geology) 

1973年4月:石油資源開発株式会社入社 技術研究所勤務、1995年4月:株式会社地球科学総合研究所出向、2007年6月:石油資源開発株式会社復帰、2014年6月:同社専務取締役中東アフリカ欧州事業本部長、2017年6月:同社顧問(2018年6月退任)、2017年10月:公益財団法人深田地質研究所研究員(非常勤) (2021年3月まで)、2018年4月:一般財団法人石油開発情報センター研究部技術顧問(2019年3月退職) 

2000年から2008年にかけて、千葉大学、島根県立大学、京都大学、北海道大学、東京大学にて客員教授(非常勤)を歴任

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日時:12月17日(金) 19:30〜21:00

申し込み締め切り申し訳ありませんが、すでに申込受付を締め切りました。

開催方法:オンライン(Zoom)

定員:100人

参加費:無料

お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。

講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。