「おいしい、きれい、ただしい(Good, Clean, Fair) 食べ物」これが、スローフードが目指していることです。スローフードは、私たちの食とそれを取り巻くシステムをより良いものにするための世界的な草の根運動です。郷土に根付いた農産物、文化を失うことや、ファストライフ・ファストフードの台頭、食への関心の薄れを憂い、1989年にイタリアで始まり、現在160 カ国以上に支部を持ち、ネットワークを広げています。スローフードは、おいしく健康的で(GOOD)、環境に負荷を与えず(CLEAN)、生産者が正当に評価される(FAIR) 食文化と、食の生物多様性を守っていく社会運動です。今回は、世界的なスローフード運動のご紹介と日本の水産業を取り巻く問題から持続可能で公正な水産業と食のあり方を考えていきます。その背景を紐解き、何が争点なのかも考えます。
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講師
齋藤融 FFPJ常務理事 / 一般社団法人日本スローフード協会 横浜・鎌倉支部 会長 / 横浜丸魚(株)マーケティング部次長
1968年生まれ。北里大学水産学部卒業。1989年横浜丸魚(株)入社。現在マーケティング部次長。おさかなマイスター。おさかなかたりべ。MEL審査員補。2019年より家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン理事。水産庁長官任命「おさかなかたりべ」として、魚食文化の大切さを伝える活動を小中学校、大学、地産地消料理教室など地域密着型で実践。
日時:2021年11月19日(金)19:30〜21:00
申し込み締め切り:申し訳ありませんが、すでに締め切りました。
開催方法:オンライン(Zoom)
定員:100人
参加費:無料
お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。
講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。