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この度、小学5年生以上を対象として、国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)や「家族農業の10年」を手がかりに、持続可能な食と農について考えるための全3巻シリーズの絵本『家族農業が世界を変える』が出版されました。本シリーズは、関根佳恵『13歳からの食と農―家族農業が世界を変える』(かもがわ出版、2020年)をもとに、イラストや写真、図表を増やし平易に解説したものです。
一昨年より新型コロナウィルス禍で先行きの不透明感が増しており、農業・食料分野にもさまざまな影響が及んでいます。また、気候変動や生物多様性の急速な喪失、高齢化等、今の子どもたちが将来を不安に思う材料があふれています。同時に、過去10年程の間にパラダイム転換ともいうべき新しい考えや政策、そして実践が次々に展開されるようになりました。本書は、国際的な新たな潮流を紹介し、日本に暮らす私たちと将来の世代にとって持続可能な食と農とは何かを一緒に考える構成になっています。
ぜひご一読いただき、ご家族やご友人、知人の方にご紹介いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
書籍情報
関根佳恵 監修・著『家族農業が世界を変える』かもがわ出版
第1巻 貧困・飢餓をなくす
第2巻 環境・エネルギー問題を解決する
第3巻 多様性ある社会をつくる
A4変形判 上製 32ページ 定価3,080円（税込）各巻共通
お問い合わせ先
かもがわ出版
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